「また今日も、あの人だけ偉そうだったな…」
何か注意されるたびに、まるで「見下されている」ように感じてしまう。
言ってることは間違っていないのかもしれない。
でも、その言い方・態度がきつくて、毎日心がすり減る。
「私の受け取り方が悪いのかな」
「気にしすぎ…だよね?」
そう思って自分を責めていませんか?
でもね、それって本当にあなたの問題なのでしょうか?
「偉そう」に見えるお局の4つの心理とは?
お局が偉そうに振る舞う理由って、実はその人自身の中にあることが多いんです。
たとえば、こんな心理が隠れています。
- 自分ルールが絶対になっている
- 影響力を誇示したい
- 不安や自信のなさの裏返し
- 他者を下げることで安心するタイプ
その人が偉そうに見えるのは、あなたが何かしたからではないんです。
相手の内面や未解決の感情が、言動に出てしまっているだけです。
心理①自分ルールが絶対になっている
長く同じ職場にいると、自分のやり方が“正解”だと思い込みやすくなります。
柔軟性を失い、新しい考え方や違う視点を受け入れられなくなることも。
その結果、「こうするのが当然でしょ?」という押しつけが偉そうな態度に見えてしまうのです。
心理②影響力を誇示したい
「私はこの職場で長くやってきた人間よ」という空気を出したがる人、いますよね。
自分の立場や影響力を見せつけたい気持ちが、態度や言葉ににじみ出ます。
それが結果として、周囲には「偉そう」「マウントを取られている」と感じさせる原因になります。
心理③不安や自信のなさの裏返し
実は、偉そうな人ほど、内心では不安や劣等感を抱えていることが多いんです。
「周りにナメられたくない」「自分の存在価値を守りたい」――そんな思いが先に立ってしまう。
だからこそ、必要以上に強い態度や口調で自分を守ろうとしてしまうんです。
心理④他者を下げることで安心するタイプ
自分に自信がない人は、他人を下げることで相対的に安心しようとする傾向があります。
「この子はまだまだね」「私の方がよく知ってる」
…そんな発言が多い人は要注意。
他者を見下すことでしか、心の安定を保てない状態なのかもしれません。
我慢してるあなたが悪いんじゃない
「先輩なんだから、ある程度は仕方ないよね…」
「注意されるのは自分が未熟だから…」
たしかに、素直さや謙虚さは大事。
でも、それであなたの心が削られているなら話は別です。
- 理不尽な言い方をされても「気にしすぎ」と言われる
- 指導という名のマウントにさらされる
- 「この人と一緒に働くのが怖い」と毎朝思ってしまう
そんな毎日を、無理に続ける必要はありません。
潰される前に、心を守る選択をしていい
誰かに偉そうにされながら働く日々に耐え続けることが、必ずしも“成長”や“社会性”につながるとは限りません。
あなたが自分らしく働ける環境は、きっと他にもある。
心が壊れてしまってからでは、取り返しがつかないこともあります。
だからこそ、「我慢をやめる」という選択も、あなたを守る大切な行動なんです。
「辞める」ことも、特別なことじゃない
今の職場がすべてではありません。
その人間関係が、あなたの未来を決めるわけでもない。
「もう限界かも」
そう思ったなら、無理せず離れる方法を考えるのは自然なことです。
今は、誰にも会わずに静かに辞める方法だってあります。
自分ひとりで抱えなくても、ちゃんとサポートしてくれる道はあるんです。
まとめ:偉そうな人に価値を決めさせないで
どんなに偉そうな態度を取られても、それであなたの価値が下がることなんて、絶対にありません。
やさしくて、真面目で、がんばり屋なあなたの良さを、否定する必要なんてないんです。
もし今の職場で「もう限界かも」と感じているなら、それは“逃げ”じゃなくて、自分を守るサインかもしれません。
実際に私も「このままじゃ壊れる」と思ったとき、ある方法を使って、静かにその職場を離れた経験があります。
